





Problem
年に1度以上美術館を訪問する日本人全体の、
絵画鑑賞体験の満足度についての調査があります。
晴眼者の92.1%が満足していることと比較して、
視覚障害者の満足度は僅か25.0%にとどまります。
音声ガイドや点字ブロック等、
施設のバリアフリー化が進んではいますが、
晴眼者と視覚障害者の絵画鑑賞体験の格差という根本的な問題は解決されておらず、
万人に開かれたものにはなっていません。
そしてこの問題はまるで
"触れてはいけない" もののように見過ごされています。




Idea
この問題の解決へ向けて社会へ問題提起を行うために、
"触れられる" 体験が創出されました。
視覚だけに頼らず、真に誰もが絵画鑑賞に満足できる場所、それがENTOUCHABLE MUSEUMです。
モナ・リザ等の有名絵画に触れることで、
そこに何が描かれているのかを感じとれる鑑賞体験が、
最先端のハプティクス技術を全面的に活用することで実現しました。
絵画に触れることによって振動の強弱を手で感じとったり、触れる場所によって様々に変化する音を耳で聴きとることで、目で見ることなく絵画を "見る" ことができます。

Mechanism



Case Film


Results
ENTOUCHABLE MUSEUMを訪れた視覚障害者の97.1%が新しい絵画鑑賞体験に満足し、
ソーシャルメディアでの916,000のリーチ獲得に加えて、アーンドメディアで6億8,600万以上のリーチを達成。
体験格差改善のあり方について、社会へ提起できました。
これにより私たちは、真に誰にでも開かれた世界のあるべき姿を "見る" ことができたのです。

の視覚障害者が
新しい鑑賞体験に満足

ソーシャルメディアリーチ

アーンドメディアリーチ


誰にでも開かれた社会が、見えてくる。

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